同じ時期に専門学校へ入っても、上達が早い人とそうでない人とで大きな差が出ることがよくあります。
入学当初の画力差はなかったのにどうしてこんなに差ができるのかと思う人も中にはいるのではないでしょうか?
今回はなぜ画力差が出来るのかに焦点を当てた記事となります。
専門学校では放課後をどのように活かしていくのがいいのか参考にしてみてください。
専門学校の放課後を使ったイラスト課題の進行
専門学校に通うと当然ながら授業外にも課題が出される事があります。
課題の内容は科によって異なりますが、講師目線で見て一日二日で終わるだろうという量の課題が出ることもざらです。

経験者と初心者では作業量の感覚が違うから仕方ないと言えば仕方ないんですけどね
ある程度描ける状態で入ってくる人も中にはいますので、そういう人達にとっては丁度いい練習になるとは思います。
ただそうでない初心者の人達は学校に残って課題を進めた方が効率がいいため、必然放課後を使って課題に取り組むことになります。
ここで気になるのがなぜ効率がいいのかになりますが、授業外でも講師が学校内にいるため分からない部分を聞くことが可能ということが上げられます。

課題も授業内容以上のものが出ることはないと思いますが、それでも1回の授業で完璧に理解出来る人はそうそういないでしょう。
講師に聞けるアドバンテージは最大限活かすことをオススメします。
どうしても残れない場合は、すぐ家に帰ることもできますが、結果分からなくて出来ませんでしたでは次の日に恥をかくのは自分です。
専門学校に通う以上は放課後まで残って作業することを意識した方が上達も早いでしょう。
専門学校の放課後を使った居残り制作
専門学校は忙しいと言われることも多いですが、その理由として授業と課題が同時進行で進むことが上げられます。
課題は上述したように講師目線での量が出される事が多いです。
授業内容も基本的には期限内に制作物を完成させるというものが多くなります。

現場に入っても納期は絶対守らなきゃいけないからそこはシビアになってる専門学校が多いのかな
授業時間内で終わらせられる奇才を持ってる人も中にはいるでしょうが、その人を除けば大半の学生は授業時間だけで制作を終わらせるのは難しいでしょう。
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課題とは違うので持って帰ることも出来ない場合も多いです。
優先度も課題より高いために、課題をそっちのけで授業制作だけを取り組む人も増えてはきます。
ただ、その中で課題も授業制作も完璧にこなすような人は現場に入っても重宝され学校内でも目立てます。
学校内で目立つ事でたまたま来ていたOBから斡旋を受けて大手に就職する人も少なくはないです。
そういう意味では、放課後を使っての居残り製作および居残り課題にも大きな意味があります。
専門学校の放課後を使った就活
専門学校も年を重ねると就職活動の時期に入ります。
就職活動を講師が補助してくれるのは授業外の時間を使ってになるでしょう。
就職活動の年になると卒業制作、授業、課題と1人あたりでやらなければならない事が増えます。
そこに就職活動が加わるため、筆者の経験ではほぼ毎日3時間睡眠というような状況にありました。

場合によっては現場仕事よりも忙しい時期になるかもしれないですね
ただ、このとてつもなく忙しい状況を乗り切ると現場に入ってからは案外楽観視出来るかもしれません。
専門学校時代の方が忙しかったのではないかという心の余裕が生まれます。
そういう意味では、専門学校時代に就職活動時期の忙しさを味わっておくのはいい経験になるでしょう。
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まとめ
今回は、専門学校の放課後を利用するかしないかで画力の差が出来るという点についての記事になりました。
専門学校内には残らずに帰る人もいます。
それは自分で与えられた課題をこなせる人物であるかもしれないし、面倒くさがってやらない人物であるかもしれません。
前者の場合は最初からある程度の画力を持って入学してきた人だと思いますが、後者の場合は入学当初は同じ画力であっても卒業までには大きな差をつけらているタイプかもしれません。
通っていれば上手くなるというような幻想を捨て、専門学校に入ったならば堅実に努力することを忘れないでいましょう。
メ夢
絵師レベルとしては、なんやかんやでウィキペディアにも実名ではありますが、制作人として記入される程度までは這い上がることが出来ました。
私が絵を描き始めたとき周りの人間はお前には無理と罵りましたが、そんな画力のなかった人間でも実名が載ったときは少しばかりは目立てるのだと歓喜したものです。
つまるところ当ブログで何を伝えていきたいのかというと、今画力が無くて絶望している貴方でも、私程度の画力は有することが出来るよってことが伝わっていけばいいなと思います。