絵の参考として資料集選びに悩んでるという方は意外と多いかと思います。
何を描くかによって選ぶ資料も変わってきますが、実際に買ってみて「必要なかったとな」と感じたことがある人もいるのではないでしょうか?
実際に初心者の頃から上達していく過程で使わなくなる資料も出てくることがあります。
初心者から上級者になるまで一貫して使えるオススメの資料集があれば、あの時無駄にお金を使うこともなかったなと筆者自信後悔することが多々あります。
そこで今回は、資料集をいくつか見てきてこれは今も使えるなと感じている1冊は持っておきたいオススメ資料集を紹介していきます。
最後まで目を通して自分に合ったものを探してみてください!
筆者オススメ世界の〇〇シリーズとは?

このシリーズの資料集を発見したのは描き始めてから2年後のことでしたが、それまでにも資料集や講座本を買い漁っていた時期があります。
当時は買って練習になるというよりかは、練習した気になれるというのが1番の感情だったと思います。
写真資料を買うようになったのは単純に絵を模写するよりも難しい模写が出来ると思ったからなのですが、それよりも日本にはない風景や建造物を、1から調べるよりも効率的に知ることが出来る点に惹かれました。
いくつか資料集を買ったその中でも、この世界の〇〇シリーズというのは大変に使い勝手が良いです。
種類は多数に渡り出版されています。
世界の路地、世界の城、世界の街等、販売されているものは他にもあるので是非探してみてください。
世界の〇〇シリーズがオススメの理由
このシリーズをオススメするのには発展して調べやすいという特徴によるところが大きいです。
何かを調べるのにもそもそも調べようと思った資料の調べ方が分からないと探すのも一苦労するはずです。
最近では画像検索や素材配布サイトなんかで調べることは可能ですが、あらかじめ調べるワードが選定されていることが条件になると思います。
たまたま見た街の画像をもう一度検索したい時、その街の名前か似たような街の名前が分かってた方が探す時間も手間も省けるでしょう。
この世界の〇〇シリーズは繊細な写真と同時にその地域の名前や特徴が載ってる事が多く、画像は見たことあるけど場所の名前や特徴がわからないから探せないという検索する上で1番厄介な手間を解決してくれます。

外国の地域名や建物名って見たことあっても名前がわかんないから
確かに調べるのに時間が掛かるイメージが強いわね

関連地域や文化についても概要が知れたりするので
発展して検索するのにも役に立つと思いますよ
直接模写の対象として使うことも可能ですが、応用の効く間接的な使い方にも特化しているので非常に使いやすい印象だったためオススメしております。
気になるオススメ資料の活用方法は?

画力向上面での使用については基本的に模写を推奨します。
写真資料なのでイラスト模写より形を捉えることが困難になる分、強制的に形をよく見なければならない状況に自分を追い込めるのは練習する上でのメリットとなります。
画像検索によっても写真資料は探せますが、書籍の方が鮮明に細部まで写ってる割合が多いと思います。
細かいところまで写し取りたいという方には欠かせないアイテムになるのではないでしょうか?
画力補助面での使用については背景に使用する事が多くなります。
どれだけ上手くなっても細部のディテールを完璧に再現できる人は多くはないので、資料を併用して自分の絵に活かすことでリアリティを出していきます。
絵に説得力を持たすという表現をすることがありますが、形としておかしくない状態のことを説得力と言うのなら画力補助として物や建造物の形をサポートするオススメの資料になるでしょう。
遠近法も考慮して考える必要がありますが、そちらについて詳しく書いた記事もありますので同時にご覧になってみてください。
まとめ
今回は筆者オススメの資料集を紹介させていただきました。
写真資料の使い方に慣れるまでは多少時間がかかるかもしれません。
イラスト集や講座本を利用して練習するのもいいですが、実物をモデルにしたものでの練習はデフォルメされたものを対象にするのとは違う見方をできるようになる練習でもあります。
嫌いなものも好きなものも満遍なく取り入れてどんな絵柄にも対応出来るようになると表現力も高まるでしょう。
メ夢
仕事と趣味で絵を描いています。
一時期アニメーターをしていたこともあり、実名ですがウィキペディアの方にも少しだけ載ることが叶いました。
これから絵を描き始める人や少し躓いている方へ役立つサイトになるよう日々記事を更新中です。
どんなに下手でも続けていれば私程度の画力は有することができますので、画力向上の道しるべとして当ブログをお使いください。