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どこまで描き込めばいいのか分からない?イラスト初心者が陥りがちなアタリとラフ画の罠とは?

どこまで描き込めばいいのか分からない?イラスト初心者が陥りがちなアタリとラフ画の罠とは? 描き方
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<mark style="background-color:rgba(0, 0, 0, 0)" class="has-inline-color has-key-color-color">質問嬢</mark>
質問嬢

ラフ画ってどこまで描き込めばいいのか分からないし、アタリとの違いもなんだか曖昧だなぁ

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案内嬢

アタリとラフ画にはハッキリ区別があって、見分け方は案外簡単ですよ

アタリやラフ画という言葉はイラスト初心者の方でも一度は聞いたことがあると思いますがどうでしょうか?

どちらもイラストを描く最初の段階で着手する下描きのようなもので、最終的には消してしまうこともあり、初心者の内は重要性をあまり感じられない人も多いかもしれません。

また、アタリやラフの定義が分からずどこまでも描き続けてしまい、結果切り上げ時が分からなくなることもあるでしょう。

そもそものアタリやラフ画の描き方が分からない初心者の方も同じく多いかと思います。

中でも一番陥りがちなポイントは、アタリやラフ画の切り上げ時が分からずに困るというところではないでしょうか?

今回はそんなイラスト制作におけるアタリやラフ画の重要性、描き方、切り上げ時に焦点を当て説明した記事となりますので是非参考にしてみてください。

そもそもアタリとラフ画の違いって何?

アタリやラフ画と言われてもその境界がよくわかってない方もいるかと思いますので、先に分かりやすいよう比較した画像を以下に用意しました。

まずは元の絵を確認してみましょう。

こちらの絵が元の絵になります。

この画像をアタリとラフ画の段階まで戻してみると以下のように分けることが出来ます。

ぱっと見で描き込みの量からして違いますが、描き込み以外にどちらもイラストを完成させる過程で重要な役割を持ちます。

次項からそれぞれの特徴について理解していきましょう。


イラスト制作におけるアタリの役割とは?

アタリの主な役割は配置決めにあります。

頭の位置、手の位置、足の位置、どんな位置にどんなポーズで描くのか等、その絵に描き込むものの配置を大まかな形で決めるのがアタリの役割です。

アタリを描かずにいきなり描き始めると頭身がおかしくなったり、キャラのポーズが不自然になったりと弊害が出やすいです。

一般的な視点でみれば雑なラクガキにしか見えませんが、白紙のキャンパスにこのラクガキがあるのとないのとでは後の描きやすさが全然違ってきます。

<mark style="background-color:rgba(0, 0, 0, 0)" class="has-inline-color has-key-color-color">質問嬢</mark>
質問嬢

アタリがあるから次につなげやすいのを忘れないようにね

頭の中の完成図を単純な形で可視化する意味でもアタリは重要と言えるでしょう。

最初から細々と描き込んでいくのではなく単純な形で全体像を起こして徐々に形にする方法で慣れていくのがベストです。

ただ、アタリを描いてもほんとにラクガキにしかならないことも初めの内は当然起こります。

元々の人体の構造を理解していなかったり、物の形を覚えていないことが原因でもありますので、

まずは記憶に焼き付けるために模写をしたりデッサンをしてみるのも一つの手でしょう。

<mark style="background-color:rgba(0, 0, 0, 0)" class="has-inline-color has-teal-color">案内嬢</mark>
案内嬢

アタリも基本はそのものの形を崩して捉えているわけなので、元々の形がわからないと崩そうにも崩せないという話ですね。

デッサン人形を使って簡素な形状を真似てみるのも効果的です。

コチラの記事ではおすすめのデッサン人形も紹介していますので合わせて読んでみてください。

また効果的な他の練習方法として既に完成している絵から逆にアタリを描き起こす練習をしてみるとコツをつかみやすいです。

こちらは既に完成している元の絵とアタリを合わせたものですが、実際にやる場合は下に元の画像を置き上から新しいレイヤーでこのようにアタリを描きだしてみるといいでしょう。

アタリの主な役割は配置決めにある

キャンパス内に頭のイメージを簡単に可視化する役割もある

初めの内はただのラクガキになることも当然あるので落ち込まないように

既に完成している絵からアタリを描き起こす練習がおすすめ

イラスト制作におけるラフ画の役割とは?

順番的に言えば、アタリの次に来るのがラフ画と呼ばれるものです。

ラフ画にもいくつか段階がありますが今回はまとめてラフ画と呼ぶことにします。

ラフ画を描く目的は形をより整えて清書するためですが、アタリからラフ画に起こす過程に初心者の方は一番苦労するかもしれません。

アタリはいい感じだけどラフ画はポーズがぎこちないといったことも全然起こりますので出来ないからと言って悲観しないようにしましょう。

寧ろ初めの内はそれが普通です。

また、ラフ画はどこまで描き込めばいいのかという話ですが、

清書時に線一本で描き起こせる状態まで描き込めるとさらに後の工程が楽になるので描き込めるところまで描くのが理想です。

ただし、ある程度慣れてきてラフ画が描き込まれていなくても清書の段階で形に出来ると確信しているならばその限りではありません。

筆者の場合は以下の画像程度にいつも描き込んでいます。

言葉じゃやっぱ分からないという方は、こちらの画像をどれくらい描き込めばいいのかの参考にしてみてください。

もっと難しいアングルや上の画像のように俯瞰気味のアングルで素材を探している方は、コチラのアングル集が普段見れないようなアングルまで対応しているので勉強におすすめです。

ラフ画を描く目的は清書をしやすくするため

アタリからラフ画に起こす過程が初心者には難関

ラフ画は清書時に線一本で描き起こせる状態が理想

そんなにラフ画を描き込まなくても清書時に描き起こせそうな場合は問題なし

まとめ

アタリとラフ画についての理解は深まりましたでしょうか?

イラスト制作において特に線画を主体とするイラストを描く場合はアタリとラフ画が重要になってきます。

アタリもラフ画も結局のところは消すものなので、表向きには出てくることがあまりないものです。

出てくる機会が少ないので練習の参考を探すのも一苦労します。

またせっかく見つけて練習してもアタリやラフ画は迫力があるのに線画に起こすと悲しいスカスカの絵になってしまったりと練習が割に合わないこともあるでしょう。

が、今回の記事で描いたようにアタリやラフ画があるからこそ次の工程につなげやすいのもまた事実ですので、最初の内は特に意識して描いてみてください。

また、アタリから一枚のイラスト完成までの工程を解説した以下の記事も合わせて読んでみるとより理解が深まるのでおすすめです。

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仕事と趣味で絵を描いています。

一時期アニメーターをしていたこともあり、実名ですがウィキペディアの方にも少しだけ載ることが叶いました。

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どんなに下手でも続けていれば私程度の画力は有することができますので、画力向上の道しるべとして当ブログをお使いください。

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