イラストを練習していく過程で、誰しも一度は綺麗な背景も一緒に描くことができたら楽しいだろうなと感じたことがあるのではないでしょうか?
キャラクターを描くこととは異なるテクニックが必要になる分野のため、背景を描くことに対して苦手意識を持つ方がとても多い印象です。
特に初心者の方であれば、パースという言葉を聞くだけでめんどくさそうと思う方が大勢いるのではないでしょうか?
背景が描けなくてもキャラクターが描ければいいやと思うことも間違いではありませんが、どんなジャンルにも対応できる絵師の方がもちろん需要は高くなります。
イラストを仕事にしたいと考えている方ならば猶更避けては通れない道になるでしょう。
とはいっても、やっぱり普段描く絵とは別で遠近法だのパースだのとなんだか勉強っぽいのが嫌だという気持ちも分かります。
そこで今回は、背景を敬遠している人や初心者の方でも練習しやすいように構成されたオススメの参考本をピックアップしました。
難しくてつまらなそうと感じている人に程効果的に働く場合もありますので、気になった方は是非読んでみてください。
難しいのは嫌だ!という方にオススメな2冊
パースって何?レベルの人には【へたっぴさんのための背景の描き方入門 パースの取り方編】

いきなり背景に挑戦するんじゃなくて、前提にある基礎知識を固めてから背景を学んでいきたい人にはオススメの一冊ね。
この本だけで綺麗な背景が描けるようになるわけじゃないけど、何から始めればいいかわからないって人のために作られた本になってるわ。
背景に苦手意識がある人は読んでみて欲しいわね!
背景って面倒くさそうと思ってる人には【スケッチ感覚でパースが描ける本】

背景を描くことよりもパースが何なのかについて詳しく書いてある本ね。
背景を描く上で一番取っ掛かり難くしている原因の一つはやっぱりパースだと思うから、難しく考えずにとりあえずやってみるかくらいの感覚で取り組める内容なのはありがたい作りね。
難しく考えて頭がこんがらがる人には取っつきやすい本よ。
綺麗な背景を描くのが目標だ!という方にオススメの3冊
実践レベルで描きたい人には【基礎から実践まで全網羅 背景の描き方】

厚塗りで綺麗な背景を描くことが目標にしている人にはオススメの一冊よ。
参考本によっては使ってるソフトやツールが違って同じように塗れないなんてことが起こったりするけど、この本はある程度どのツールにも対応できるように書かれているのが強みね。
デジタルイラストだけでなく、アナログイラストにも応用可能な技法が載っているのはありがたいわ。
背景で厚塗りを基礎から学びたい人には【“主線なし”イラストの描き方】

線画に頼らない所謂厚塗りを背景で基礎から学びたい人にはオススメの1冊ね。
他の 参考本でも厚塗りを題材にしたメイキングはあるけど、この本は本当に初心者向けの厚塗りに関する知識が詰まっているから自分でも描けそうってモチベーションにしてくれるわ。
絵を描く上でモチベーションは大事だから、そこを落とさずに勉強できる本ってだけでも読む価値充分って感じよ。
線画で本格的に背景が描きたい人には【基礎から学ぶ マンガ背景テクニック (コスミックムック)】

厚塗りじゃなくて線画で背景を学びたいって考えてる人にはオススメの 参考本ね。
背景を線画で描き切るのってパースを完全に理解している人でも難しい芸当だから、初めから線画で学ぶことで普通の人にはまねできない背景の描き込みが出来るようになるかもしれないわ。
塗りも大事だけど、まずは線画でって考えの人にはピッタリね。
まとめ
背景の描き方にもたくさん種類がありますが、自分に合うと思った 参考本は見つかりましたでしょうか?
パースから学びたい人も、いきなり塗から学びたい人も、線画をきっちり抑えたい人も何に特化するかによって背景の絵柄も大きく変わります。
自分が目標とする世界観に少しでも近づけるような 参考本を選ぶことが重要です。
今回は基礎、厚塗り、線画といった具合にカテゴリ分けしたものをピックアップしました。
是非スキルアップのお供に読んでみてください。
メ夢
仕事と趣味で絵を描いています。
一時期アニメーターをしていたこともあり、実名ですがウィキペディアの方にも少しだけ載ることが叶いました。
これから絵を描き始める人や少し躓いている方へ役立つサイトになるよう日々記事を更新中です。
どんなに下手でも続けていれば私程度の画力は有することができますので、画力向上の道しるべとして当ブログをお使いください。