最近SNS上で絵の上手い人をかなりたくさん見かけないでしょうか?
ちょっと前までは少しでも絵が描ける人=神、のように崇められていたのにソーシャルメディア、ゲーム業界の発達、それを目指す人達の成長も相まって自分の画力に危機を覚えている人も少なくはないでしょう。
そんな中でもある程度名の売れている絵師であれば、一つのブランドとして自分の絵を武器にこれからも前線で戦っていけはします。
問題は筆者を含め無名の絵師です。
無名の絵師はある程度画力があるだけではもうそうはいきません。
AIも発達して絵が簡単に出来上がってしまうこの世の中で、絵が描けるだけの人は沙汰されてしまう可能性が高いです。
なので、プラスアルファで技術を身につける必要があります。
前置きが長くなりましたが、今回の記事ではそんな悩みを持つ方々に向けた解決策を紹介していきましょう。
解決策1 もっと上手くなる
いきなりプラスアルファでもなんでもない話ですが、

誰にも文句言われないくらいの画力があればクリエイターとして十分武器になるものね
一つの道を信じてそれだけに特化する道も悪くはありません。
修羅の道ではありますが、やることが一つに絞られるのも見かたによってはメリットです。
プラスアルファを覚えるにはそちらにも時間を割く必要があるので、練習時間も当然分散されます。
一つに絞って絵だけに特化するなら時間は絵だけに使えて、その分上達速度も向上しますからね。
ただ、既にある程度の画力があるならば並行して他の技術も身につけていくのがやはりベストでしょう。
解決策2 2Dモーフィングソフトを使えるようになる

近年のソーシャルゲームは一枚絵がよく動いてることが多くありませんか?
あれらはソフトの違いは多少ありますが、モーフィングソフトと呼ばれる一枚絵を動かすことに特化したソフトを使っています。
Photoshopやクリップスタジオ等のソフトとは操作性も動作も全く違います。
「絵のソフトは使えるしそれくらいできそうだけど」と思って、挑戦すると操作の出来なさにイライラすることでしょう。

聞きなれない単語も出てくるので、変なプライドは捨てて初心に帰って学びましょう
そのモーフィングソフトの操作及び、モーフィングするためのイラスト制作技術等を身につけましょう。
この二つのどちらかを完璧に使えるようになれば絵師としての市場価値はかなり高まるでしょう。
普通の絵と違い、各パーツのレイヤー分けや接合部分の意識、見えない部分の作画等、普通に描くよりも考えて描くことが多くなるので覚悟はしておきましょう。
解決策3 3Dモデリングを学ぶ
2Dで描き起こしたキャラクターを3Dモデルで作る事は今では当たり前のような技術になっていますが、
主にゲームと言えば3D技術は必須なので、ある意味ゲーム業界を目指すなら3D技術は持っておけると強いでしょう。
2Dと3Dで操作性もソフトも分野が全く違うのが難点なので、イラストだけしかやってこなかった人にはモーフィングソフトよりも取っつきにくいかもしれません。
ただ3D技術に関してはゲーム業界以外でもまだまだ通用する分野なので、勉強する価値は大いにあります。
また、3Dソフトにはblenderと呼ばれる高性能なフリーソフトも流通しているので勉強のしやすさもあります。
入門用書籍は以下のベストセラー本がオススメです。
絵が描ける人はたくさんいても、3D技術者はまだまだ介入できる余地がある分野です。
解決策4 ブログを書く
恐らくですが、絵と何かもう一つ技術を身につけようと思ってブログを書き始める人は少ないです。
ブロガーと呼ばれる人自体はたくさんいますが、絵師でブロガーという人は上記のモーフィングソフトや3Dソフトと比べても中々いないのではないでしょうか?
それはおそらくブログ自体が稼げる分野ではないという認識が強いからでしょう。
確かにブログで稼ぐことは容易ではありませんが、そもそもブログを続けている人というのが全くいないので稼げたという話も入ってきにくいです。
入ってきても詐欺まがいの勧誘だったり、詳しくはプロフからのようなツイートでの胡散臭い誘導だったりといいイメージはないかもしれません。
ただ、筆者の体感ですがブログを書くことで見に来てくれる人はTwitterよりも多いです。
伸びないピクシブの投稿よりも多いです。
加えて、ワードプレスやwebデザイン、SEOといったブログならではのwebの知識が身につきます。
また、絵師としてのポートフォリオサイトとしても機能させられるといった具合にメリットは意外と多いです。

稼げる可能性、webの知識、宣伝、ポートフォリオってメリット自体は多いのね
一度作ってしまえばそれなりに役立つものでもあるので気になる方はガワだけでも作ってみることをオススメします。
当ブログは以下の安くかつ使いやすいカラフルボックスというサーバーを使っています。
この機会にポートフォリオサイトを一つ作ってみてはいかがでしょうか?
まとめ
今の時代、絵が描ける人はたくさんおり、絵が描けるだけでは中々注目を浴びにくい状況でしょう。
そんな中でも稼いでいける第二の方法として、今回いくつか絵と連動させやすい稼ぐためのスキルについて紹介しました。
もちろん冒頭にも書いた通り絵一本で極めるのも間違いではありません。
もし絵の他に稼げる可能性を探しているのであれば、今回紹介したスキルを新しく極めてみてはかいかがでしょうか?
メ夢
仕事と趣味で絵を描いています。
一時期アニメーターをしていたこともあり、実名ですがウィキペディアの方にも少しだけ載ることが叶いました。
これから絵を描き始める人や少し躓いている方へ役立つサイトになるよう日々記事を更新中です。
どんなに下手でも続けていれば私程度の画力は有することができますので、画力向上の道しるべとして当ブログをお使いください。