画力を身につけるためには何をすればいいのかという疑問はどれだけ上手くなっても絶えることはありません。
描き始めて間もない内はSNSや某投稿サイトに載っている絵と自分の絵を比較して落ち込むことが多々あるのではないでしょうか?
どれだけ必死に練習したところで、画力というものは一朝一夕に身につくものでもないのは確かです。
しかし、今際立って上手い人達も最初のスタートラインは初心者からです。
では、何が今の自分と違うのか? 今回は、そんな今と数年後で劇的に変化していく画力についての話になります。
そもそも画力は簡単に身につかないもの
これは、定められた形が無いからこその弊害だと思うと理解しやすいかもしれません。
私達が生きていく上で習うものにはおおよそ定められた形が存在してるのは想像出来ますでしょうか?

形?数学で言うところの公式みたいなものかしら
国語や数学等学生の頃にやってきたテストで良い点を取るために行うことは、突き詰めれば「暗記」です。

しかしながら物を作る分野においては暗記も大事ですが、それらを組み合わせて現実に投影する技術が必須となります。
この投影する技術こそ年単位で鍛える必要があるため物を作る、絵で言うなら画力の向上には時間が掛かってしまうのです。

もっとわかりやすく説明するならば、絵を描くこととスポーツは同様だと言ってしまってもいい気がします。
スポーツの繰り返し動いて体にテクニックを覚えさせる行為と、手を動かして絵を描く技術を覚える行為は体力の消費が違えどどこか似ていると思いませんか?

体に覚えさせる点では確かに似ている部分がありますね
話が脱線しましたが、知識を蓄えるだけじゃないからこそ画力は伸びずらいものだと思ってください。
練習方法云々よりも継続が全て
効率的に練習することも大切ですが、上手くなる人とならない人との違いは挫けずに続けられるかどうかにかかっています。

上手く描けない時ほど何回も投げ出したくなるわ
描こうと思いながら他のことに夢中になっていたり、先延ばしにしていたりを繰り返しているならば成長はないでしょう。

描かないことには上達しませんよ
時間が取れないからと理由をつけるのも簡単ですが、あらゆる面で上達する人というのは眠い目をこすりながらでも自分を律して努力する人なのは間違いないです。
それでもどうしても絵が続かないという人はこちらのサボリ防止の記事も読んでみてください。

描くのを中断して息抜きに他のことをするのでも
リフレッシュになりますよ!
漫画や本なら区切りがつけやすいので気分転換に
電子書籍を漁ってみてください
数年後の自分を意識しよう
目安として2年後の自分の画力がどうなっているかを考えてみてください。
SNSで絵の上達過程を上げている方々が見られますが、初心者目線でそれを見るとどうしてもこんなに上手くなるはずがないと疑ってしまうことがあると思います。

今の画力が伸びるとは到底思えないわよね
自分で経験して始めて実感出来るものなので嘘だと思うのは悪いことではありません。
実際に筆者も最初の頃はまともな絵が描けるようになるとは思っておりませんでした。
現在の画力が高い方とは考えませんが、数年前の自分から見れば格段に上手くなったとは自覚しております。

確かに過去絵を見比べると変わってるのがわかります
そうやって今の自分が継続して描くことを続ける結果が数年先の画力へと繋がります。
数年後の自分を意識するなんて妄想的な話は直接画力には影響しませんが、自分の画力の低さに挫けそうになった時は毎回意識して見ると上達途中であることを再確認できるでしょう。
まとめ
今回は精神論のような内容になってしまいました。
直接的なアドバイスよりかは、1人の経験談として受け取ってもらえればと思います。
今自分の画力に自信がない人こそ、今回の記事を読んでモチベーションを維持していただきたいです。
数年続ける過程で描くこと自体を辞めていく人も多い世界ではあります。
理由は様々ですが、周りの否定的な意見には耳を傾けず自分のペースで継続していくのがベストでしょう。
メ夢
仕事と趣味で絵を描いています。
一時期アニメーターをしていたこともあり、実名ですがウィキペディアの方にも少しだけ載ることが叶いました。
これから絵を描き始める人や少し躓いている方へ役立つサイトになるよう日々記事を更新中です。
どんなに下手でも続けていれば私程度の画力は有することができますので、画力向上の道しるべとして当ブログをお使いください。