全く絵を描いたことのない人がいざ練習して上手くなろうとしても、そもそもどのような練習をすればいいのかが分からないというところから始まるのではないでしょうか?
今回の記事ではそんなこれから絵を描いていこうと考えている方へ向けて、まず何をしていけば良いのかを3つのポイントに分けて紹介していきますね。
まずは環境を整えよう


環境を整えるんだから、絵を描くためのペンタブレットやペイントソフトを用意するんでしょ?

って思ったんですか?

ん?違うの?
確かに、それらの代物は自ずと必要になってくる物ではありますがここで言う環境の整備とはもっと根本的なものになります。
そんなこといいから何用意すればいいか教えてって人は以下をとばしてこちらを読んでみてください
言ってしまえばズバリ身辺整理です。
え?って思った方の方が多いかもしれませんね笑
テキトーなことを言っている訳ではなく、経験談を踏まえてもまずやることはコレに尽きます。
これは絵を描くことだけに限った話ではないのですが、人というのは楽な方に逃げるのが得意なので身の回りにゲームやマンガ等の娯楽があるとそっちに惹かれがちです。
絵を描くのが娯楽な人でない限りはそうした身の回りの物に振り回されて、結局全然練習にならずに数枚描いたら今日も一日頑張ったとなるのがセオリーでしょう。
宿題を後回しにしてゲームに没頭する小学生の気持ちはなんとなくわかりませんか? それと同じです。

確かに後回しにしちゃうかも…
なので大切なのはそういったものから自分を隔離するための身辺整理になるのです。

物も大事ですけど、まずは身の回りですよ
オススメな本はないの?

周りの物を整理し終わって色んな資料集や講座本で自分の身の回りに本の山を作り出してる人はいませんか?

・・・
その本、本当に練習するための活用をしてますか?

ギクっ!
買っただけで満足していませんか?

ゲフンゲフン…

やれやれ…
絵を描き始めて間も無い人が陥りやすい例としてよくあるのが、本を買って練習した気になっているモードです。
よく色んなサイトで、どんな練習をすればいいのかを調べて出てくるのが大抵はルーミス本と呼ばれる人体構造をゴリゴリに学べそうな本なのですが、ルーミス本を買って学べるのは人体の構造です。
もっと言えば講座本を買っても絵そのものを描けるようになるかは別の話になります。
なので買うだけで上手くなるようなオススメな本はありますか?と聞かれるならば答えはNOでしょう。
講座本が悪いというのではなく、まったくの素人であるならばそれらを活かす技量がないため、手を出すには早いということだと私は思っております。

宝の持ち腐れ?(泣)

そいうことです
とりあえず活かし方を先に知っておきたいという方は こちらを御覧ください
確実にステップアップする練習は?

本日のメイン記事、確実に上手くなる練習方法は実際に筆者が行って遅くても3ヶ月後には絵の上手さに効果が出た手法となります。
当ブログを御覧になっている素人もしくは初心者の方と同じ段階にいた頃行った練習です。 結論から申しますと、やるとことはひたすら模写です。
しかし、模写をしただけで上手くなる技術は模写だけです。
模写が完璧に出来ることが活きることももちろんたくさんあります。
そちらを先に知りたい方は以下の記事を読んでみてください。
模写だけが上手くならないよう、筆者が行っていた練習のスケジュールにはオリジナル絵を何も見ないで描くという日を設けていました。

1週間のスケジュールは以下の通りですよ
日数 | 内容 |
1日目 | 模写×A4用紙2枚 |
2日目 | 模写×A4用紙2枚 |
3日目 | 模写×A4用紙2枚 |
4日目 | 模写×A4用紙2枚 |
5日目 | 模写×A4用紙2枚 |
6日目 | オリジナル絵×1枚 |
7日目 | 休み |
普通の学生や社会人の方でも帰ってからの空き時間に出来る量ではあるはずです。
※その他の娯楽(ゲーム等)をやる時間は考慮しておりません。

遊んでる時間なんてもったいないってことね
この練習法における模写は脳や手の感覚に人体の形(キャラ)やそれらが着ている服、目鼻のパーツ髪型を記憶させるための模写です。
例えるならテストの暗記問題みたいなもので、 最初の1回では覚えられなくてもやってくうちに自然と覚えていくあの感覚です。
6日目のオリジナル絵を描く際、参考にしていい画像や絵はありません。
完全に想像を頼って描いてみてください。
無論始めから描けるものではありません。
この模写によるインプットとオリジナル絵を描くアウトプットの繰り返しにより必然絵は上手くなっていきます 是非諦めずに挑戦してみてください。

繰り返しの練習、暗記、インプットにアウトプット…

地道にやるのが大切ですよ
まとめ
皆様いかがでしたでしょうか?
筆者の経験談を元にステップアップの方法を紹介させて頂きました。
今回は概要になりましたが、より深く知りたいという方は文中のリンクから各ページを覗いて見てください。
一朝一夕で絵は上手くなるものではありませんが、めげずにやっていくうちに気づけることもあると思います。
当ブログを読んで少しでも良い結果が出ればと願っております。 筆者の絵がどのように変わっていったかを知りたい方は以下の記事も読んでみてください。
リンク (編集中)
それではまたよろしくお願いします。
メ夢
仕事と趣味で絵を描いています。
一時期アニメーターをしていたこともあり、実名ですがウィキペディアの方にも少しだけ載ることが叶いました。
これから絵を描き始める人や少し躓いている方へ役立つサイトになるよう日々記事を更新中です。
どんなに下手でも続けていれば私程度の画力は有することができますので、画力向上の道しるべとして当ブログをお使いください。