絵が上手くなりたいけどいろんな練習方法がありすぎて何から始めればいいの?と疑問を抱いている人は多いのではないでしょうか。
今回は数ある練習方法の中でも比較的描き始めてまもない人が挑戦しやすい分野である模写を3つのポイントに分けて紹介します。
模写とは何か?

模写は言葉の通り模して写す行為の事を言います。

練習としては一番オーソドックスなものですね

練習方法で迷ったときは、私も模写をしてるわ
アナログな方法を用いた模写とペイントソフトを使ったデジタル模写に別れますが、まずは鉛筆やシャーペン等の身近な物を使って出来るアナログ模写から始めていくのがオススメです。
いきなりデジタルで取り組むのもペイントソフトやペンタブレットに慣れる点ではいいと思いますが、アナログで描けないうちにデジタルに移行するのはオススメしません。
詳しい理由は以下の記事を読んでみてください
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模写は分かったけどどんな効果があるの?

模写には対象の形を手と頭に覚えさせる効果があります。
意識しているかしてないかに関わらず、模写をするためには必然その対象を観察し似せなければならないので自ずと描く力が身についていきます。

模写で物の形や描き方を頭にインプットしましょう
では筆者がなぜ始めの練習に模写をオススメするのかというと、一番大きな理由は達成感にあります。
模写はあくまで他人の絵を写しているだけなので自分の画力ではないのですが、完成させた時に上手くかけたなという達成感を簡単に得ることが可能です。
この達成感には自分を鼓舞する役目と次に繋げるという役目があります。
どんな人でも何枚も描いていれば飽きがやってくるものです。
そんな時に完成させた絵を振り返ることで、これはよく描けたから次も描けるだろうという気にさせてくれるのです。

模写を見て上手く描けたなって思うのは、気分が良いわよね
この次も描くという姿勢をどれだけ長く持てるかが上達するかしないかを決めるポイントとなってきます。
1枚いい出来のものを描いただけでは上手くはなりませんからね。
何枚も何枚も描くことが上達への近道です。
それでも上達したいけど描くことが億劫という人はこちらの記事も読んでみてください
模写を基盤にした練習方法

模写といっても質を求めるものから量を求めるものまでやり方は多岐にわたります。
最初は質を意識して影の塗りまで鉛筆やシャーペンでやってしまうのがいいでしょう。

用意する物も少なくて始めやすいですね
塗り絵を白黒でやる要領を意識してみてください。
模写の対象物を徐々に遠くへ離していき自分の記憶を頼りに描く方法や、上下を逆さまにして描く方法も中には存在します。
考えながら描く練習を無理矢理にでもしたい場合はこちらの練習も効果的です。

模写にも変わったやり方があるのね
デジタルによる模写はどうするの?
環境的にデスクトップであるならモニターは二つあるのが望ましいです。
1つでも可能ですが、画面の狭さが気になるのであれば2つを推奨しております。

片方に模写する画像を映しておけばやりやすいですね
デジタルは塗りをメインで進めていきましょう。
質感の表現は案外模写から学べるものです。
やり方はアナログ模写と同様に模写の対象となる絵を用意しましょう。
後はデジタルならではのペイントソフトを使いトライアンドエラーの繰り返しになります。

色んなブラシやペンがあるから試せることは多そうね
ある程度の操作技術が必要なので、ペイントソフトの使い方が分からないと言う方は以下の記事を読んでみてください。
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まとめ
皆様どうだったでしょうか?
模写は上達するために使える練習方法の1つです。
今回は絵を描き初めて間もない方が取り組みやすい練習として模写を紹介しました。
模写は自分の画力を高めるための手段ではありますが、自分自身の画力ではありません。
始めのうちはそれらを自分の画力と勘違いしてテングになりやすい時期なので、必ず現在の実力との区別をつけておきましょう。
メ夢
仕事と趣味で絵を描いています。
一時期アニメーターをしていたこともあり、実名ですがウィキペディアの方にも少しだけ載ることが叶いました。
これから絵を描き始める人や少し躓いている方へ役立つサイトになるよう日々記事を更新中です。
どんなに下手でも続けていれば私程度の画力は有することができますので、画力向上の道しるべとして当ブログをお使いください。